平成最後

平成最後にして20代最後の誕生日を迎えた。

10年前は30歳までには普通に結婚して子どもも産まれてるんだろうななんて思っていた。しかし現実は非情だ。
わたしは結婚もしていないし子どもも産んでいないしその予定もない。
ランドセルのCMを見ながら父が「お前も(子どもを)作ればいくらでも買ってやるぞ」とプレッシャーをかけてくる年齢になった。
アラサーになって分かったことは自分は何者にもなれないということ。
20代前半は自分は何かになれるんじゃないかなーんて幻想を抱いていたけれど歳を重ねればその幻想も薄れて現実と向かい合わなければいけなくなる。
何者かになるよりも単純に社会の歯車でいたり、波に流されている方が自分は楽だと気づいた。

もう少しで歳を重ねてしまう…と憂鬱な気分になっていた誕生日数日前に驚くべきことが自分の身に起きた。
足の骨を骨折した。
麻布十番~渋谷+銀座~ステアラで合計約10kmを踵とつま先の高低差のある10cmヒールのサンダルで歩いたのが原因らしい。

なんて1年の始まりだ!!

全治1ヶ月なのでその間はヒールは厳禁らしいが仕事ではかなくてはいけないのめなるべく低めのヒールにしてテーピングとサポーターでガチガチに固めている。すごく蒸れる。
骨が折れたあとは自分の行きたい分のチケットが全て当たっているので何かを代償にしたような気がして複雑な気分ではある。

誕生日当日のこと

誕生日当日は宣言通り水田さんのビジュチケで日付に本名の印刷されたチケットで観劇してきた。しかも最前カテコゼロズレ席!!!ありがとうアミュモバ。
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水田さんが演じるエコー*1は主人公の1人であるジュンと愛し合っているが、元々はジュンの恋人の友人で恋人が事故で意識がない約4年の間に看病を通じて愛し合うようになってしまった。
やがてジュンの恋人は「お前たちを許さない」という言葉を残して死んでしまう。そしてジュンから出会わなければよかった愛さなければよかったと否定されたエコーも自殺してしまう。

この日の観劇までは本当にエコーはジュンを愛してたのか?吊り橋効果的な感じではないか?と疑問を感じていた。あっさりと身を引いて死んでしまうから。背面から5mぐらいの高さをダイブして自殺します。
ジュンを後ろから抱きしめている時*2の友人の恋人を好きになってしまった切ない表情も否定された時のショックを受けた時の表情も人を愛していないとできない顔だと思いました
。その顔を見た時にこんな顔もできるんだとすごい衝撃を受けたんですよ。
そしてそんな顔をするぐらい愛していた人に出会わなければよかった愛さなければよかったと否定されたら死を選ぶよねと納得できました。
ZEROTOPIAは決してハッピーな舞台ではないけれど色々考えさせてくれるので誕生日に観れてよかったと思っています。

仕事のこと

私は元々新卒で地獄のような会社で働いてた。会議中に社長が椅子を投げてくるし、内定~退職までの間に社長が4回変わった。内定時の社長は再復帰したが先日逮捕された(2度目である)。
そんな地獄からはおさらばだと転職(会社A)したが海外転勤を命じられ、オタクの命に関わる問題なのでそんなのゴメンだ!と再度転職(会社B)した。
そしてなんと現在は会社Aで再び働いている。

ビックリな展開だ。

海外出張はするが海外転勤は絶対にさせないという条件を出しての出戻りなので気は楽。
金融は激務っぽいっイメージが強いらしいけど、銀行でも証券でも保険でもないので基本的には東京勤務転勤無しで給料は多いし、年2~3回は10連休が取れる
し土日祝日は必ず休み。
これから社会に出る人とか、趣味のために転職する人には本当におすすめしたい仕事。
観劇が趣味である限り*3はとてもすごしやすい環境だからしばらくはどっぷりと浸かっていたい。

会社に20日ぐらい行くだけで一定のそれなりのお金が貰えるんだから正社員は楽だよ。会社に到着したら帰宅するまでオートモードだから仕事に対してなーーーーーんの感情も抱いていません。
こんな無味乾燥な人間になるなんて昔の自分には考えつかない!!

恩師や知人に頼まれてたまに副業もしている*4
副業をしていると呟いたらデブスが夜の仕事までしてオタクしてるの必死すぎると全く知らないアカウントからリプをされたことがある。見張りお疲れ様です。
残念だけど夜の仕事でも内職でも単発でもないよ(^ω^)


推し(????)のこと

何かのはずみで知り合った方に推しは誰?と聞かれたら1番お金を使った対象の水田さんを答えているけれど、他に特に好きな俳優さんがいないからかもしれない。
ここ数年は推しになりそうな人が何人かいたけれど結局のところは推しは誰と聞かれたら水田さんの名前をあげている。

ザ・休み時間の頃から好きでいるからそれなりに長い期間推していることになるけれど、当たり障り無く順調に仕事があるのでこちらも淡々とプレゼントを送ったり手紙を出したりチケットを買って劇場へ足を運んでいる。
見逃しているものは100%ないと断言できる。回数通っていなくてもどんなに忙しくても確実に1回は舞台は観にいっている。
友人たちに本当に推しなのか推しじゃなくてサンクコストだコンコルド効果だとここ数年言われて続けて鉄板ネタになってきているがその通りかもしれない。
頻度は減るだろうけれどきっと私は結婚して子どもができて舞台を観る回数を減らせと言われれば水田さんの舞台をみにいくだろうし、水田さんが結婚しようとおめでとうございます!で終わらせてしまう気がする。

【 推しとはなんぞや 】と問いは結論が出せそうにはないのでこれからも推しは誰と聞かれたら水田さんと答え続けるのだろうな…。
私の中では推し!!!!!!というよりも推し(?)であり続けるのだろうけれど。



ざーーーっと書きたかったことをかけたので満足です。文書は作成できても文章はかけない人間なので長文や感想を書くのが苦手。
苛烈なオタクは自分の気に食わない感想に対して突っかかてくるから怖い。

私の感想です( ^ω^)

だからすぐに食べ物の写真で誤魔化す。

今日の22:05から水田さんと植原さんの配信あるから見てください。


今日から地方ツアーです。
なんと驚くことに初日前にチケットは9割は売れたそうです。赤坂ACTの平日でも立ち見が入っていて驚きました。

とりあえずは事前に平成終わるぜ!と告知してくれたので平成最後の1年も楽しく過ごしたい。

*1:別役でロンデビューという役も演じているがこっちは悪役

*2:バックハグ

*3:都心部の劇場なら超時間差出勤をするとマチネも間に合う

*4:会社公認